こんにちは。
富山県高岡市の美容室ブーベンコップです。
私たちは、女性たちにもっと髪を楽しんでほしいと思っています。
今回は毎月ブーベンコップが、お客様にお配りしているニュースレターをこちらで載せていきます。
今年の元旦から大変な事が起こりました。
皆様、お怪我などありませんでしたか?
丁度夕暮れ前で座敷の書院の襖からの光がいい感じでしたのでインスタの写真を撮っていました。
その時、かなり激しく揺れ始めました。
立っていられないほどです。
なんとか出口を確保するため、玄関の扉を開けに行きました。
外を見ると、向かいの家や電信柱が波打っている
感じ。
ふと玄関先の正月用の生け花が、カタカタ落ちそうなので、キャッチして床に置きました。
まだ激しく揺れています。
ふと母を見ると、テレビをおさえながら
声も出なく呆然とした様子。
「なんて、長い!早く終わって!」
「家が潰れてしまう!!」と私が叫ぶ。
すごく長く感じましたが、1分ぐらいでしょうか。
後から聞くと、1分30秒から2分だそうです。
おさまってからテレビで津波が来る!
「テレビなんか見ないで、早く逃げて!」と絶叫
でも、ここは海から遠いしどうだろうか。
表に出ると沢山の人が歩いています。
「どこ行くがけ?」
「避難して言うとったから、避難所いくわ」
そうか!川が近くにあるから危険なのね。
母に避難するよと言いに行ったところ、
どこにもいない。
探し回ったら、2階にいて、掃除しています。
私「何しとんが!」
母 「なんやら倒れとるから掃除しとんがや」
私 「なに言うとる!皆、避難しとるよ!」
私 「こんな時に掃除してどうする!」
母 「大丈夫やちゃ。大丈夫、大丈夫」
確か、東日本大震災の時に避難する時間があった
にも拘わらず「自分の居る場所は安全だ」と思い込む人間の心理が働くのを聞いたことがある・
「正常性バイアスだ!」
「何言うとる!掃除している場合じゃない!」
と𠮟りつけて、貴重品をカバンに詰め込み、
犬のマルを抱えて店まで避難しました。
人間の心理とは実際に危険が迫っていても「自分は大丈夫」「きっとたいした事ではない」と思い込む。
この正常性バイアスが強く働いてしまうと、正しい判断が出来なくなってしまう。
正常性バイアスの罠に陥らないためにも、前もって理解することが大事だと思いました。